ところが、気づくと、何人かがいる部屋です。みんな死んだはずの人たちで、ゲームが始まります。敵を倒すとポイントがつき、１００点で戻れると。倒されると死亡します。
こんなゲーム的な映画です。ゲームを映画にしたようなものは、他にもいくつかあり、どれもそれなりに楽しめる映画です。この映画も、娯楽として楽しめます。娯楽以外、意味はありませんが。それに、この映画だけでは、結末がなく、ゲームが続くところで終わってしまいます。ただ、それでもラストは泣けてしまうシーンとなっていました。泣かせるためだけにあるシーンとも言えますが、テーマとしては、「愛」と「命」を扱っていると言えます。そういう意味ではベタかもしれません。いずれにしても、続編が見たくなるのは、間違いありません。
加藤勝と岸本恵（夏菜）が会っている夕暮れのシーンで、遠景として山並みが映っていました。関東地方のどこかでしょうか。
評価：７３点
【監督】佐藤信介（さとう しんすけ）
【脚本】渡辺雄介（わたなべ ゆうすけ）
【原作】奥浩哉（おく ひろや）
【撮影】会田正裕（あいだ まさひろ）
【音楽】川井憲次（かわい けんじ）
【出演】
二宮和也（にのみや かずなり）（大学生 玄野（くろの）計役） （『硫黄島からの手紙』などにも出演しています）、
松山ケンイチ（玄野の小学生時代の友人 加藤勝役） （『茶の味』などにも出演しています）、
夏菜（なつな）（自殺を図った岸本恵役）、
吉高由里子（よしたか ゆりこ）（玄野と同じゼミの大学生 小島多恵役）、
本郷奏多（ほんごう かなた）（西丈一郎役）、
綾野剛（あやの ごう） （謎の集団リーダー役）、
水沢奈子（みずさわ なこ）（謎の集団の少女役）、
千阪健介（ちさか けんすけ）（勝の弟 加藤歩役）、
白石隼也（しらいし しゅんや）（桜井弘斗役）、
伊藤歩（いとう あゆみ）（鮎川映莉子役） （『さよなら、クロ』などにも出演しています）、
田口トモロヲ（鈴木良一役） （『ゆれる』などにも出演しています）、
山田孝之（重田正光役） （『ドラゴンヘッド』などにも出演しています）、
戸田菜穂、
浅野和之 （『私は貝になりたい』などにも出演しています）
【上映時間】２時間１０分
【公開日】2011年1月29日
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