その仲間を演じるのは、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコビッチ、『クィーン』でエリザベス女王を演じ、2006年アカデミー賞主演女優賞を受賞したヘレン・ミレンらです。
映画の冒頭あたりは、電話で顔も知らない女性サラ・ロス（メアリー＝ルイーズ・パーカー）と電話で会話を楽しんでいるフランク・モーゼズ（ブルース・ウィリス）が映されます。その電話での会話の中で、次のような会話がされています。
サラ「どこか旅にでも出たい チリがいいかな けっこう冒険じゃない？ 行ったことある？」
フランク「ああ」
サラ「ほんと どんな所？」
フランク「山だ」
サラ「それだけ？」
フランク「夜だったし・・・ それに・・・」
確かにチリはアンデス山脈やパタゴニアなど、山のイメージですね。この会話から、フランクがチリに夜にだけいたことがわかり、普通の観光なんかじゃなく、スパイとしてチリに行ったなんていう想像が湧いてくるシーンです。
その後は、ベトナム、アフガニスタンで活躍したマーヴィン・ボッグス（ジョン・マルコヴィッチ）や、冷戦時代に敵だったロシアのイヴァン・シモノフ（ブライアン・コックス）らと組んで、自分を殺そうとしている相手を探しあて、復讐しようとします。
おじいちゃん、おばあちゃんのアクションだからしょぼいなんて思ったら大間違いです。派手な取っ組み合いとかはブルース・ウィリスと、若い相手のウィリアム・クーパー（カール・アーバン）ぐらいですが、取っ組み合いだけがアクションではありません。派手さは間違いなく一級です。
ついでに、製作は、"SUMMIT ENTERTAINMENT" です。
評価：７８点
【監督】Robert Schwentke ロベルト・シュヴェンケ （『フライトプラン』などの監督もしています）
【脚本】Jon Hoeber ジョン・ホーバー、Erich Hoeber エリック・ホーバー
【撮影】Florian Ballhaus フロリアン・バルハウス
【音楽】Christophe Beck クリストフ・ベック
【出演】
Bruce Willis ブルース・ウィリス（フランク・モーゼズ役） （『Ｇ.Ｉ.ジョー バック２リベンジ』などにも出演しています）、
Mary-Louise Parker メアリー＝ルイーズ・パーカー（サラ・ロス役）、
Karl Urban カール・アーバン（ウィリアム・クーパー役） （『リディック』などにも出演しています）、
Morgan Freeman モーガン・フリーマン（ジョー・マシス役） （『ブルース・オールマイティ』などにも出演しています）、
John Malkovich ジョン・マルコヴィッチ（マーヴィン・ボッグス役）、
Helen Mirren ヘレン・ミレン（ヴィクトリア役）、
Brian Cox ブライアン・コックス（イヴァン・シモノフ役） （『ボーン・アイデンティティー』などにも出演しています）、
Julian McMahon ジュリアン・マクマホン（ロバート役）、
Richard Dreyfuss リチャード・ドレイファス（アレクサンダー役）、
Rebecca Pidgeon レベッカ・ピジョン
【上映時間】１時間５１分
【製作年】2010年
【製作国】アメリカ
【原題】RED
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