尾根に延びる工事中の林道。
【山 名】遠見山 194.42m 二等三角点（点名：豊沢村（とよさわむら）） 【山 域】東三河 【所在地】愛知県豊川市御油町・宝飯郡御津町 【山行日】２００４年６月６日（日曜日） 【行 程】御油神社から灰野坂経由往復（15:00頃〜17:00頃） 【標高差】約１３０ｍ 【天 気】曇時々小雨 【地形図】1:25,000 御油（ごゆ）（所持せず）御油神社から相変わらず荒れた踏み跡を灰野坂へ向かう。雨上がりの午後だからか、蚊が多くあちこちを食われながら進む。林の中だから湿度も高く汗も出てくる。自宅近くの散歩みたいなものだから防虫スプレーもタオルも持たずに来てしまった。テイカカズラの花が足元に無数に落ちている。ドクダミの白も鮮やか。ハナミョウガは終わり。トウバナは蕾。
峠から遠見山方面へ向かう。尾根上の道は灰野坂よりも歩きやすいいい道となっている。ところが１つ目のピークを巻くところで木が倒れていて道を塞いでいる。仕方なくピークに登る。すると目の前に立派な林道が整備されかけていた。まだ舗装はされていないが、そのうち舗装されそうな感じである。そしてピークから裸の法面が道路まで一定の角度で落ちている。これにはびっくりした。いつの間にこんな工事がなされていたのだろうか。森の中から裸地に出て細かい雨が降りしきっているのにも気づいた。
踏み跡に戻り、尾根の少し北側を進むがすぐに林道に出てしまった。そのまま小雨に濡れながら林道を進む。分岐があり、さらに林道を進んでいき、最後に尾根に取り付くとそこに三角点があった。確か以前には展望台があったがそれも見あたらない。三角点のみが残っていて、周りは林道工事中である。遠見山周辺を整備していることは知っていたが、山頂直下まで林道を造っているとは知らなかった。ちょっとショックであった。
工事は「公園緑地整備工事（展望つつじ園）」となっており、２００４年３月２０日から１１月１４日まで、となっていた。
山頂から南を見ると御津川が流れる豊沢集落の田んぼを挟んで御津山が見える。遠見山はたったの194mだが、御津山はさらに100m低い。御津山のさらに向こうには豊川浄化センターや豊川の河口が曇天の中に見える。北東方面の本宮山は雲の中。吉祥山も上部は雲の中で見えなかった。足元の甘いイチゴをかじって来た道を戻る。