日本の野生植物 木本

 2巻に分かれています。2巻で、37,800円とかなり高価な図鑑ですが、収録数は一級品だと思います。カラー写真と解説の文章があります。中には写真が無いものもありますが、数枚の写真があるものもあります。

 木に興味がなければ、宝の持ち腐れになってしまいますが、ある程度興味を持つようになったら、きっと役に立つことでしょう。私の場合は、木の名前がわかったものについて解説を読むという場合と、科名など、ある程度の目星がついているものについて、詳細な種名を調べるために使ったりしています。全くわからないものについては、まず、『葉で見わける樹木』(小学館)で種名を特定してから、『日本の野生植物』で詳細な解説を読むのに使っています。

 フィールド版というものもあるようですが、私は持っていません。

 草本はこちら→『日本の野生植物 草本』

【編者】佐竹義輔、原寛、亘理俊次、冨成忠夫
【発行所】平凡社
1989年2月23日初版第1刷発行
1997年4月25日初版第8刷発行
1999年6月16日新装版第1刷発行

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