【山 名】笠山（かさやま） 78.6m 三等三角点（点名：笠山） 【山 域】渥美 【所在地】愛知県田原市（2003.8.20に田原町と赤羽根町が合併） 【山行日】２００３年１２月２７日（土曜日） 【コース】南麓から遊歩道一周と山頂直登 【標高差】約５０ｍ 【天 候】晴 強風 【地形図】1:25,000 老津（おいつ） 【参考サイト】 愛知アルプス山行記 【笠山が紹介されている本】 『三河・遠州の超（スーパー）低山ハイキング』（風媒社）2002年5月12日第1刷発行笠山は以前から気になっていた小さな山である。前記参考サイトで笠山を見ると、「井山の山頂を彷彿とさせる360度の展望」と書かれてある。登山口は山の南側にあることもわかった。ならば行ってみよう。
南麓の分岐から一段高いところに上がると広い駐車スペースがあり、この一番奥に駐車。他には１台もなく人もいない。正面に鳥居と階段があり、一直線に山頂へと延びている。遊歩道というものも右にあって、そちらに行けば緩やかに山頂へと延びているのだろうと思い、まずはそちらに行ってみることにする。
ところが、この遊歩道わずかに登りかけたかと思ったら緩やかに下っていく。そのうち登っていく道になるかもしれないと思いながら歩いても登る気配がない。そのまま北麓に行ってしまう。どうやら山麓を一周するようだ。しかし、登山口の左には遊歩道らしきものを見なかったが単に気づかなかっただけだろうか。
東側は山腹一面がほとんど笹に覆われていて、綺麗な斜面になっている。そのまま突っ切って登って行きたくもなるが、まずは素直に一周してみる。登山口に着くかと思ったら、少し上の山頂への階段の途中に出た。そのまま階段を登っていく。階段といっても大きめの幅がある。見える一番上が山頂だろうか、と思ったら、まさしくその通り。本当に気持ちのいいくらいの一直線である。
山頂は確かに眺めがいい。姫島が目の前である。こんなに近くに見えるとは思っていなかった。以前、会社の上司の持っているクルーザー（ヨット）の舵を握らせてもらって対岸の西浦から姫島に上陸したことがある。まさかこんなに渥美半島に近いとは思っていなかった。地形図を見ると確かに田原港の出口あたりに位置していた。 しかし北風が強いのでのんびりする気にはなれない。早々に下山。
この後、蔵王山に車で登って見下ろした笠山は本当に小さな山だった。