黄泉がえり 阿蘇が舞台になっています。「黄泉がえり」の人に厚生労働省の役人（草薙）が調査をしているシーンで、バックに阿蘇山でしょうか、存在感のある山が大きく狙って映されていました。他のシーンでも山並が出てきました。
全体としては期待外れ。良かったのは、最後のあたりで草なぎ剛が聞いた女子中学生の言葉だけ。
山本圭壱が一番はまっていると思えました。
哀川翔はどうも浮いていたように見えました。ヤクザ映画じゃないからでしょうか。
ＲＵＩ（柴崎コウ）の歌は良かった。良くなかったらぶち壊しだから当たり前でしょうけど。
ちなみに、犬童一心が監督した『メゾン・ド・ヒミコ』での柴崎コウは、ちゃんと女優してました。しかし、やはり客層もそうだったけど、中高生向けの映画かな。
（『レッド･ドラゴン』を観た映画館の音響不良のお詫びで招待券をもらったので直後にもう１本ということで、時間的に合うこの映画をたまたま観ました。それでもちょっとは期待していたんですけどね。）評価：５９点
【監督】塩田明彦
【脚本】犬童一心、斉藤ひろし、塩田明彦
【原作】梶尾真治
【撮影】喜久村徳章
【音楽】千住明
【オリジナル･テーマ・ソング】「月のしずく」ＲＵＩ
【出演】
草なぎ剛（厚生労働省職員川田平太役）、
竹内結子（橘葵役）、
石田ゆり子（玲子役）、
哀川翔（玲子の夫周平役）、
山本圭壱、
伊東美咲（斎藤医師の娘幸子役）、
忍足亜希子、
東新良和、
長澤まさみ、
市原隼人、
寺門ジモン、
ＲＵＩ（柴咲コウ）、
伊勢谷友介（葵の恋人役）、
北林谷栄、
田中邦衛（斎藤医師役）
【配給】東宝
【上映時間】２時間５分