ヴァイブレータ VIBRATOR コンビニで出会ったトラックの運ちゃんに乗せてもらい、トラックの中で一夜をともにするが、翌日は新潟までついていくことに。一見単純なストーリーだが、まったく飽きずに引き込まれるのは不思議である。寺島しのぶの魅力か、それとも山と同様、現実逃避（あるいは非日常）という側面を感じるからだろうか。
途中の道路は赤城山を登って抜ける。もちろん、登山ではなく、道路のことである。信号の多い前橋市街を迂回していくのだという。赤城山へは行ったことがないので周辺の様子を知らないが、夜間でもトラックで賑やかな道路があるような山なのでしょうか。
ヴァイブレータとは、トラックのアイドリングの振動のことのようです。
評価：７９点
【監督】廣木隆一
【脚本】荒井晴彦
【原作】赤坂真理 『ヴァイブレータ』（講談社文庫刊）
【撮影】鈴木一博
【音楽プロデューサー】石川光
【出演】
寺島しのぶ（ルポライター 早川玲役）、
大森南朋（おおもり なお）（フリーの長距離トラック運転手 岡部希寿役）、
田口トモロヲ（警官役）、
戸田昌宏（ホテトルの客役）、
高柳絵理子（プリマレクシアの女役）、
牧瀬里穂（雑誌の女（友情出演））、
坂上みき（ＤＪ役（友情出演））、
村上淳（無線の声（友情出演））、
野村祐人（無線の声（友情出演））
【製作】ヴァイブレータ製作委員会
【配給】ステューディオスリー＝シネカノン
【上映時間】１時間３５分
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ヴァイブレータ（原作本）