猟奇的な彼女 韓国の恋愛映画。ストレート過ぎる気がするが、「彼女」の設定がいい。「猟奇的」とは大袈裟だが、想像していたように、男勝りの性格で多少暴力的でもある。後半になり、泣けるシーンも出てくる。
対面にある尾根の上に男を向かわせ、声が聞こえるかどうか試してみる。彼女はそれを知っていて言ったのかもしれない。姿や動作ははっきり見えるが、声は全く聞こえない。いつも強がっている彼女は彼に向かって、面と向かっては言えない「ごめんね」と大声で叫ぶシーンである。
チョン・ジヒョン出演の映画を本作を観た後に2本観ました。『僕の彼女を紹介します』はベタな恋愛映画ですが、やはりチョン・ジヒョンの魅力があれば観られます。『イルマーレ』ではチョン・ジヒョンの落ちついた演技が見られますが、これは『猟奇的な彼女』以上の評価を与えたい映画です。今のところ、韓国映画で最も好きな映画となっています。
評価:73点
【監督・脚本】クァク・ジェヨン
【原作】キム・ホシク
【撮影】キム・ソンボク
【音楽】キム・ヒョンソク
【衣装】Edith Head エディス・ヘッド
【出演】
チョン・ジヒョン(彼女役)、
チャ・テヒョン(キョヌ役)、
キム・インムン(キョヌの父役)、
ソン・オクスク(キョヌの母役)、
ハン・ジンヒ(彼女の父役)、
キム・イル
【上映時間】2時間2分
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