【山 名】金華山（稲葉山） 328.9m
【所在地】岐阜県岐阜市
【山行日】２０００年７月２９日（土曜日）
【コース】登り：百曲り登山道 下り：瞑想の小径
名古屋 ==== 岐阜公園駐車場 ---- 登山口 15:13 --（百曲り登山道）-- -- 15:47 金華山 16:05 --（瞑想の小径）-- 17:22? 岐阜公園 -- -- 駐車場 ==== 名古屋【標高差】約３１０ｍ
名古屋からR22を北上し、そのまま真っ直ぐR156に入り、路面電車の名鉄美 濃町線沿いに左折し、道標に従い右折して鶯谷トンネルをくぐる。岐阜公園 駐車場に車を止め(300円)、岐阜公園を横切り、百曲り登山道へ。その名の通 り、ジグザグに登っていく道である。逆に言えばそれだけ急な斜面に付けら れた道ということになる。
ジグザグではあるが、それでも傾斜はそこそこきつい。比較的涼しい日が 続いているとはいえ、真夏だけのことはあり、わかってはいたが結局は汗を 拭きながら登ることになる。ヤブミョウガやヨウシュヤマゴボウが目につく。 そんなに歩かないうちに早くも中間地点の看板があったが、どこを起点とし ての中間なのだろうか。案の定その先は長かった。
単調な登りが続くが、突然、ロープウェイ駅の発車のシグナルが聞こえた と思ったら山頂の一角に飛び出した。そのまま先に進み展望台に登る。台風 ６号の影響だろうか風がある。残念ながら伊吹山や御嶽山は雲の中。今日は たまたま花火大会の日でもあり、早くもカメラの三脚をセットして場所取り をしている人も何人かいた。
下りは瞑想の小径にする。マタタビか何かの実が落ちている。周りを見る と木にも実が成っていた。いい香りがする。割ってみると、種が多く、果実 の部分は少ない。口はつけなかったけどおいしいのだろうか。
途中、岩の上の展望場所から長良川を挟んで百々ヶ峰（どどがみね）が正 面に見える。さらに下ったところからは長良川に屋形船やカヌーが動いてい るのが見えた。そして花火の音。まだ夜ではないが、昼の花火音が轟く。百 曲り登山道では誰にも会わなかったが、下りでは何人かとすれ違う。夜の花 火見物のために登って行くようだ。
岐阜公園に戻ると既に浴衣姿もたくさん見かけるようになる。かき氷など を食べて、駐車場に戻る。狭い駐車場なのに、入れ替え待ちの長い列。たぶ んあきらめないといけない車がほとんどだろう。
帰りは反対車線の渋滞を尻目に悠々と名古屋に帰った。