ぼくらはいけのカエル 最初に登場するのはモリアオガエルです。そして、他の種類のカエルが紹介されます。トノサマガエル、ツチガエル、アカガエル、ウシガエル、アマガエル、シュレーゲルアオガエル。そして、それぞれのカエルの泳ぐ姿、鳴き声、木に登るカエルと登れないカエル、そして卵塊。
ただ、最初に紹介された後は、どれがどのカエルか、見分けるのも大変です。ひょっとしたらそれが狙いなのでしょうか。前のページに戻り、どのカエルがどれか、何度も見比べて違いを覚えてね、ということかもしれません。それとも、名前はどうでもいいけど、いろいろなカエルがいるでしょ、というところがポイントでしょうか。どちらの楽しみ方もあるかもしれません。「はじめてのききもの」という副題があるように、楽しみ方は、人それぞれでしょう。
ただ、個人的には、煩雑で、詰め込みすぎでは、と思ってしまいます。性格的に名前にこだわり、判別ができないともやもやしてしまうからかもしれませんが。
【さく】松岡 達英（まつおか たつひで）
【発行所】ほるぷ出版
【発行日】2018年5月25日 第一刷
