【山 名】伊木山 173.06m 三等三角点（点名：伊木山（いぎやま））
【山 域】美濃（木曽川右岸） 飛騨木曽川国定公園
【所在地】岐阜県各務原市鵜沼
【山行日】２０００年４月２３日（日曜日）
【コース】駐車場所 ---- フリークライミングゲレンデ終了点付近 --
--（岩稜）-- キューピーの鼻 ---- 伊木山 ---- キューピーの鼻 --
--（七曲りの道）-- 駐車場所
【標高差】約１３５ｍ伊木山は、江戸時代に槍ヶ岳を開山した播隆上人が伊吹山と並んで修行したという場所でもあるという。
豊川を朝遅く出発し、高速道路を使って伊木山へ。朝は雨が降っていたが、 すぐに止む。正午を挟んで何時間かはフリークライミングを楽しんだが、帰り がけ、１５分もあれば登れるだろうと軽い気持ちで伊木山に登ろうと運動靴に 手ぶらで出かけた。
するとフリークライミングを終えて帰ろうとしている常連さんに会い、ゲレ ンデの上から岩稜伝いに登れるよ、と言われ、さらに、簡単だけど落ちないよ うに注意してね、と言われた。簡単というのがどれくらいなのか、わからない が、とりあえず一般道ではなくこの岩稜を登ることにする。
クラックっぽいところを登ると高度感のある岩稜が待っていた。難しいとこ ろでもII級程度だと思うが、風も強く、木曽川を真下に見下ろすロケーション はなかなかのものがある。途中で引き返そうとも考えたが、もう少しもう少し と思っている間に、ここまで来たら登るしかない、という感じになってきて、 とうとう最後まで行ってしまった。
「キューピーの鼻」というピークの手前で木曽川縁からの登山道に合流しピ ークへ。ここは展望がよく、継鹿尾山、尾張富士などの低山だけでなく、黒い 恵那山、白い御嶽山・中央アルプスなどもうっすらと見えた。
伊木山のピークはさらに先で、一旦下り、登り返す。ヤマツツジ、モチツツ ジが咲いている。ピークは展望もなく、つまらない。三角点はあったが、角が 欠けて何等かもわからない（後で調べたら三等）。航空自衛隊が近いためか、アンテナとランプのよ うなものがあった。
引き返し、再びキューピーの鼻へ。ここから北側に自然の家方面へ七曲りの 道というのがあるので、これを利用し、下山。