この映画は、一言で言えば、日本ビクターのＶＨＳビデオ開発物語。
私が技術屋のサラリーマンだからか、最初からうるうるしそうなシーンが続
く。ただ、西田敏行の影響か、芝居じみたシーンが多過ぎ、もう少しドキュメ
ンタリーっぽくしてほしかったな。
こんな映画がもっと増えるといいのだけれど。
でも、なぜ今、この映画って思ってしまったけど、
不況のメーカー社員に観てもらって、発奮してほしい、ってところかな？
もう少しうまくできていたらそう思えたかも？なんてね。
評価：７２点
【監督】佐々部 清
【原作】佐藤正明「映像メディアの世紀 ビデオ・男たちの産業史」
【撮影】木村大作
【音楽】大島ミチル
【出演】
西田敏行（日本ビクター事業部長加賀谷静男役）、
渡辺謙（日本ビクター事業次部長大久保修役）、
仲代達矢（松下幸之助役）、緒方直人（日本ビクターシステム開発課員役）、
石橋蓮司（日本ビクター副社長役）、江守徹（ソニー社長寺山彰役）、
國村隼（通産官僚役）、真野響子（加賀谷圭子役）、篠原涼子（ソニー研究員役）、
倍賞美津子（居酒屋の女将役）、井川比佐志（門脇工業社長役）、
夏八木勲（日本ビクター社長役）、津嘉山正種（日本ビクター専務役）
石丸謙二郎、樹音、石田法嗣、加藤満、中村育二、田山涼成、蟹江一平、崔哲浩、永倉大輔、新克利
【配給】東映
【上映時間】１時間５０分
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