最初、札幌市の南50kmにある恵庭岳に巨大隕石落下か？というニュースが流れる。しかしクレーターのみで隕石はなく、オーロラなど不思議な現象が報告される。その後、札幌の地下鉄で事故が発生。地下鉄の出入口を封鎖。まるで東京の地下鉄サリン事件さながらのシーンである。三陸沖から現れたガメラにより草体と呼ばれる巨大な花が破壊される。しかし草体と共生関係にあるレギオンの群れに襲われ、ガメラは負傷。
南下していくレギオンにより、なんと仙台市が消滅。足利市赤雪山麓も舞台になっている。赤雪山のモデルは赤城山か。
最後は札幌郊外の山が映る。ガメラは地球を守るために作り出された怪獣である。人間が自然破壊をすれば、ガメラの敵は人間になる。「ガメラの敵にはなりたくないよね」というラストのセリフで締まる。
水野美紀は北海道の雪の中でミニスカート姿。これはサービス？
評価：６２点
【監督】金子修介
【製作総指揮】徳間康快
【脚本】伊藤和典
【撮影】戸澤潤一
【音楽】大谷幸
【主題歌】ウルフルズ『そら』
【出演】
水野美紀（青少年科学館学芸員穂波碧役）、
永島敏行（自衛隊渡良瀬佑介二等陸佐役）、
石橋保（自衛隊員花谷役）、
吹越満（NTT職員帯津役）、
藤谷文子（草薙浅黄役）、
川津祐介（野尻役）、
沖田浩之（笹井役）、
田口トモロヲ（地下鉄の運転手役）、
大河内浩（札幌・大通指揮所の連隊長役）、
梶原善（ビール工場の警備員役）、
梅垣義明（札幌・機動隊小隊長役）、
坂野友香（雪乃役）、
田口浩正（銭湯の学生役）、
船田走（防衛拠点・戦闘指揮所の第二部長役）、
笹入舟作（防衛庁の幕僚役）、
真実一徳（仙台・監視拠点の連隊長役）、
養老孟司（北大獣医学部の教授役）、
徳間康快（内閣官房長官役）、
福留功男（ズームイン朝のキャスター役）、
螢雪次朗（ビール工場の大迫役）、
長谷川初範（佐竹役）、
渡辺裕之（防衛拠点戦闘指揮所の第三部長役）、
ラサール石井（Lasarl Ishii ＮＴＴ名崎送信所の職員役）、
角替和枝（穂波の母役）、
ベンガル（穂波の父役）、
小林昭二（３空団・武器小隊の先任空曹役）、
辻萬長（防衛拠点・戦闘指揮所の師団長役）、
関谷亜矢子（臨時ニュースのキャスター役）、
藪本雅子（報道番組のキャスター役）、
水本豊（現地レポーター役）、
今中麻貴（現地レポーター役）、
小松みゆき（現地レポーター役）
【製作国】日本
【上映時間】１時間３９分
１９９６年作品